私の音楽歴
文章中(#)の部分についてはトップページの「音楽活動してます」の中に画像(または映像)
を、($)の部分については「作曲(編曲)作品のご紹介」の中に音楽をのせています。
■ 小学校、中学校、高等学校時代
小学生の頃、ラジオ(まだテレビはなかった?時代です)でいい音楽が流れ曲を知りたくなり、
ラジオ局に電話して聞いてウイリアムテル序曲だということを知ったということがありました。
中学生の頃に叔父からクラシックの音楽を聴かされて音楽が好きになりました。
中学の勉強教科では音楽の理論が最も得意でした。
高校生時代にピアノを弾ける男友達がいて、自分もピアノを弾けるようになりたいと思いました。
また、ラジオからバッハ特集を毎日放送していましたので欠かさずに聴きました。
カンタータはむさぼるように聴いたものです。しばらくしてマタイ受難曲(約4時間)という人類最
高のちょっと近づきがたい音楽と私が思っている曲に出会いました。最初歌詞をききながら音
楽を聴きましたが、感動がとまりませんでした。カールリヒター指揮ミュンヘンバッハオーケスト
ラと合唱の身の引き締まる演奏には戦慄がとまりませんでした。
バッハについてどんどん興味がわき、奥さんのアンナ・マグダレーナ・バッハの書いた「バッハ
の思い出」を読んで感激して作曲家になりたいと心が動きました。作曲家は寝たきりになり手
足が不自由になっても口頭で人に伝えると作曲が死ぬまで続けられるのだという魅力を感じた
のです。ですが仕事となると根っからの技術屋なので将来電子技術者になりたかった
■ 大学時代
東京工業大学電子工学科で勉強かたわら独学で作曲を勉強し大学の学生歌に入選しました。
ギタークラブにも入りました。(野球部にも入っていました)
■ 東芝(総合研究所)に就職して電子技術屋になり、趣味で音楽を続けることにしました。
合唱団に入部し、実業団合唱コンクールで最優秀賞 そのときのピアノ伴奏をしました(#)。
ここで本格的に作曲の勉強をしたいと思い、これから10年以上勉強尽くめでした。最初に各種
学校にて和声学、対位法を学びその後、独学でクラシック理論の諸本(下記注1)を勉強しました
■ ヤマハに再就職をしました
電子楽器の研究開発に従事しました。上司プレゼンテーションのために試作した電子楽器の
デモのための編曲や作曲もしました。このとき共立出版から「楽器とコンピュータ」という本を
出版しました(#)。これまでの仕事と趣味を生かしてヤマハの電子楽器の歴史の集大成と最
新のコンピュータミュージックなどを記述しています。1970年代頃から音楽制作機器による
音楽制作を始めました($)。まだアナログの音源やテープによる録音の時代でした。
パソコンによる音楽制作は1980年代に入ってから始めました。デジタル機器による音楽制
作を始めることによって非常に能率がよくなりました。
仕事でいままでの作曲理論の勉強を生かした自動作曲ソフトを開発し、それを使って全国の
作曲コンクール、うらない、ゲームマシーンなどに応用されました(#)。
作曲の勉強ばかりしてアウトプットが思ったようにでないのであせりました。そこでポピュラー音
楽理論の勉強をするともっと曲が作れるようになるかと期待して勉強を始めました。通信教育
でジャズ理路を2年間勉強し、目から鱗でした。和声学では7thの和音がでてくるのはかなり苦
痛のページを読んでからでしたが、ジャズでは最初から7thが基本ででてきます。そのおかげで
音楽が一挙に作れるになりました。このときクラシックで学んだ勉強が大変役に立っています。
その後さらに独学でポピュラー音楽の諸本(下記注2)を勉強しました。
1987年、教育の音楽雑誌での合唱曲募集に応募し入選しました。その後、合唱コンクール
課題曲募集に応募したのですが、落選しました。1999年「ふるふるふるる」という自主制作CD
を出版しました。作詞はYASUKOさんにお願いし、それに曲を作り、パソコンでカラオケを作って遠
方の歌手 都甲和香さんに録音機材をお貸しし歌っていただきました($)。CDジャケット(#)の
デザインは桂川明代さんにお願いしました。素人(しかも3人だけで)でもCD制作ができる便利な
世の中になったものだと驚いたものです。
また、誰も作ったことがない新しい音楽を作ろうと現代音楽をも研究しトライもしてみました。
(その例として「エメラルドドリーム」($)という曲を作りました。)
■ 定年後ヤマハのピアノ教室でピアノ演奏を学び おかげさまで人前で弾けるようになりました。
ザ・レガート(日本一になりましたハーモニカの方との二人組)や他のグループでピアノを担当し、
コンサート、イベント、レストラン、各種施設で演奏しています(#)。これらで使われています編曲
作品が多くたまってきましたので、施設演奏などされている方に提供したいと思いスコアギャラリー
というサイトを立ち上げ運営しています。当初は無料楽譜提供でしたが、事情により有料化させて
いただきました。 中日新聞、静岡新聞に記事を載せていただきました(#)。
フィナーレという楽譜ソフトの販売会社でのユーザー紹介にも大きくとりあげられました(#)。
2014,15年、に息子の宇宙の講義のためのBGMを30曲以上作りました($)。講義のお手伝
い(ミキサー操作)に京都までしばしば行きます。
作曲、編曲については各方面から依頼を受けて制作していますが、なかなか時間がとれません。
変わったところでは、浜松市の楽器博物館が募集した企画ボランティアに応募して、ラテンリズム
の練習を楽しむLED表示装置(#)を提案し、採用され、電子回路を設計し、製作しました。ハンダ
ゴテを握ったのはほんとに久しぶりでした。会場に展示し、子供さん達が喜んで遊んでくれたこと
は大感激でした。
■ 現在 楽譜制作・ダウンロード販売の scoregallery.comサイトを開設し運営しています。
今年(2015年)中に1000曲、存命中に5000曲制作を目標にし毎日励んでいます。
■ 作品について
作曲作品と販売しない編曲作品については当サイトでご紹介させていただいています。販売させ
ていただいてます編曲作品についてはscoregallery.comサイトに登録されています。
(注1)クラシック音楽理論で学んだ本
作曲法(2種)、対位法(3種)、楽式論、総譜奏法、管弦楽法(2種)、20世紀の対位法、近代和声学、
12音による作曲技法、合奏編曲法、小アンサンブル編曲法、合奏のアレンジ、合奏編曲の基本と技法、伴奏のかたち、
和声と楽式のアナリーゼ、バッハの平均律、バルトークの作曲技法、バッハ、ベートーベンの研究 その他
(注2)ポピュラー音楽理論で学んだ本
2年間の通信教育テキスト、JazzTheoryWorkshop(上下)、新しい音楽理論、作曲講座、ジャズスタディー、実践コードワーク、
ヘンリーマンシーニ、ポピュラー音楽編曲法、林雅諺先生の編曲講座、その他